ロスカットとは?

ロスカットとは、証拠金として預けたお金が基準値を下回った場合に自動的に行われる強制決済のことをいいます。

FXは必ずしも儲けられるとは限りません。

予想を裏切り逆の動きをすることがよくあります。

いずれ元に戻ると思い、そのまま放置して塩漬けになってしまう人もいます。

そして入金していた証拠金がだんだんと減っていき・・・

いずれ、証拠金維持率が50%~70%になり、証券会社の基準値を上回ったところで、証券会社から「このまま負けが膨らむと自動的に決済をしますよ、お金を追加するか決済をお願いします」と警告が届きます。(マージンコールと呼びます)

対処法としては二通りあり、一つは追加証拠金という追加に証拠金を預けて証拠金維持率を一時的に高めるやり方、もう一つは損出分を決済してしまい証拠金維持率を100%に戻すやり方です。

放置しておくと、これ以上は危険と判断され、自動的に決済(ロスカット)されるという流れです。

ロスカットがあるおかげで多大な損害のリスクをなくしてくれます。

証拠金維持率とは?

証拠金がどれほど残っているかということです。例えば、証拠金として100万円預けたとします。しかし、投資に失敗して証拠金が半分の50万円になったとしたら証拠金維持率は50%ということです。

ある会社では50%の証拠金維持率をロスカットレベル(必要証拠金維持率)に設定して、即座に決済が行われます。

これによって、証拠金以上の損が出るのを未然に防いでくれるのです。

ロスカットレベルの基準は会社によって異なり約20%に設定している会社が多いです。特殊な会社もあり、3段階から選ぶことができたり、自分で勝手に設定できる会社もあるようです。

ロスカットがあれば大丈夫だと思いませんか?

残念ながらそういうわけでもないということです。理由は簡単で自動的ではありますが、これは約30秒ペースで活動しているので急激に下がったりなど対応が遅れてしまい、ロスカットが間に合わないこともあるそうです。

証券会社 ロスカットレベル
外為オンライン 20%以下
GMOクリック証券 50%以下
SBI FXトレード 50%以下
Dmm FX 50%以下
外為どっとコム 100%以下
ヒロセ通商 100%未満
みんなのfx 100%以下