FXは政治事情が密接に絡んでいます。各国の経済状態、金利、雇用状況、テロ、震災、報道の仕方などなど、様々の要素です。

政治事情に詳しい方であれば、簡単に明日の為替相場が見えてしまいますね。

なので、FX口座は官僚の関係者などは口座を作れないんです。インサイダー取引と一緒ですもんね。

ここでは、政治情勢から為替相場を分析するファンダメンタルズ分析について説明していきます。

ファンダメンタルズ分析って?

主に経済指標で発表されるデータなどを元にその国の政治情勢を分析し売買していく方法です。

テクニカル分析はチャート分析ですが、ファンダメンタルズはニュースや国の発表する経済指標を分析します。

よく話題になるのが、毎月、第一週目の金曜日にアメリカの雇用景気が発表される経済指標です。

アメリカ雇用景気状況

この日は、相場が荒れ、お祭り騒ぎになります。

世界のリーダーであるアメリカの経済状況はとても重要ですからね。

テクニカル分析かファンダメンタルズ分析どちらが重要なのか?

 

はっきり言うとテクニカル分析の方が重要です。

理由ですが、為替取引は、ドル、円、ユーロなどの相対的な数値であり、かつ、人の心理も含まれるため政治情勢だけでは判断できないためです。

また、私たちが知る報道は、とても遅いものだったり、真実からは少し外れている、報道陣の主観的な考え方に偏っている可能性があるからです。

ロウソクチャートにはそれが全て結果として、何十年も蓄積されている。そのグラフを読んで統計的に相場を読むのが確実なんですね。

私の意見ですが、
・短期売買にはファンダメンタルズ
・長期売買にはテクニカルトレード
がお勧めです。

例えば首都圏で大地震が起こったとしましょう、その瞬間日本経済がこれから先不安になると、世界中の投資家たちが判断し円を売りに出しますので、必ず円安になります。

これは確実にファンダメンタルズの知識が必要になります。

これから日本が再復帰できる(円高)か、それとも滅亡し円の価値が紙くずになる(円安)か・・・

それは日本の国民性やトップリーダーたちの政治手腕などに託されています。

そういった判断を、経済指標をもとに判断していく必要があります。