まず最初に

「ビックウェーブに乗り遅れるな」とばかりに、仮想通貨に興味を持つ人が増えていますが、投資や投機と同じような概念を理解しておかないといけません。

どんなに仮想通貨が安全、皆が手を付け始めているとはいえ、それは自己責任です。

歴史が浅い仮想通貨だからこそ、自己責任の考え方を強く持つようにすべきではないでしょうか。

今回はそんな「仮想通貨」について本音を交えてお話していこうと思います。

 

別の記事で

QUOINEX(コインエクスチェンジ)

についても紹介してありますので、そちらも是非ご一読ください。

 

仮想通貨とは何か

そもそも仮想通貨とは何か?いまいちよく知らない、という方も多いのではないでしょうか。

インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用することができます。

中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して

・円

・ドル

・ユーロ

・人民元

などの通貨と交換することができ、仮想通貨の種類は 1,500 種類以上あるといわれています。

仮想通貨とは、別名「暗号資産」といい、

・特定の国家による価値の保証を持たない通貨

・暗号化された電子通貨

という2点の特徴を有する資産と言えます。

もっとも有名な仮想通貨は「ビットコイン」と言われています。

ニュース等でお聞きしたことがあるのではないでしょうか。

もともとはより安くて信頼のおける送金を行うための仕組みとして設計されています。

送金以外にも、ニュース原稿執筆への報酬として発行されるものがあるなど、仮想通貨ごとに用途が定められているのです。

 

仮想通貨の危険性

円高とは?

自己責任論を問題にする世の中だからこそ考えるべき問題もあり、権力が悪いようにマスメディアも世論を構成することが多くなっていますが、そのなかには自己責任の問題もはらんでいることが多いです。

そんな世の中だからこそ、自分が起こした問題を他に擦り付けるようなことをしてしまいがちです。

だからこそ、仮想通貨の取引は危険になります。

少し厳しい見方かもしれませんが、仮想通貨の取引は自己責任以外なにものでもありません。

利益を出すのも損失を出すのもすべて自己責任です。

「国が管理しないからこんなに大きな問題になった」と今後必ずこのような論調が生まれることが予想されるでしょうが、だからこそいま自己責任を強く感じて仮想通貨の取引をするべきでしょう。

信じられるのは自分の勘と知識、という強い意志を持つようにしましょう。

 

値の動きが読みにくい特徴を持っている

政治家の発言や国の中央銀行の動きなど、いろんな要因で仮想通貨の値は動きます。

ブロックチェーンは仲介システムを破綻するほどの威力を持っていますが、これこそがビットコインといった主要な仮想通貨の価値を高めることになりました。

しかし一方、政治家の発言や国の中央銀行の動きによって、大きな値が下がることも多いです。

仮想通貨はいろんなところで分散されており、ひとつの国で規制が起きたとしても理論的にはそれほど問題が起きることはないと考えられています。

しかしそれでも値を下げる直接な原因になっていることから、値が読みにくいのは確か。

ここにこそ自己責任の概念が必要です。

 

国が関与してくるのは時間の問題

仮想通貨は今後、国が関与してくるでしょう。

大きな損失を出すことを防ぐためにも規制が行われることが予想されます。

また仮想通貨の発行自体も関与してくる可能性があります。

これはまだ予想に過ぎませんが、国が仮想通貨を発行し、そこで外貨を得るような構想もあることから今後仮想通貨の勢力図がどうなるのかわかりません。

どちらにしても国が関与してくるのは時間の問題になっていますので、自己責任であることは持ち続けて、その後の動きにも注視する必要があるでしょう。

 

自分ができることを徹底して行おう

自己責任だからこそ自分ができることを徹底して行うことが大切です。

取引所が問題を起こし所有していた仮想通貨がなくなるようなことも以前ありましたが、基本ハッキングを受ける被害は個人であることが多いです。

このような事情から自分で徹底して防御策を講じることで、問題を遠ざけることもできます。

自己責任だからこそ、自分ができることを徹底して行うことをおすすめします。

 

取引所の分散

ひとつのところだけに収めておくと、そこが破綻してしまうようなことになれば大きな損失になってしまいます。

株などの投資全般に言えることですが、ポートフォリオの考え方は重要です。

仮想通貨にもそれを適応することができます。

少なくても取引所は数個所有するようにしましょう。

もしものことがあっても、最小限の被害におさえることができます。

大きな金額になれば出金はもちろん、ウォレットで管理することも必要です。

 

口座の管理とウォレットの存在

口座を管理するのであれば、数か所の取引所を使って口座の管理を始めたほうが良いでしょう。

そこで得た収益に関しては金額が大きくなれば、別の手段も視野にいれましょう。

現金にするのもひとつの手段ですが、収益を出す仮想通貨がなくなってしまいます。

だからこそ仮想通貨そのものを貯金することができるウォレットに収める考え方も持ったほうがよいと私は思います。

こうすることによって自分で管理することができ、持っている仮想通貨を他の取引所で扱うことも可能になります。

現金で出金するにしても手数料が高くなっていますので、これから投資を見込むのであれば合理的な管理方法になるでしょう。

取引所の破綻の影響も受けなくなりますし、ハッカーからの攻撃も避けることができます。

ただ自己管理を怠ると無になることもありますので、そこも自己責任として管理してください。

 

セキュリティ対策は強固に行おう

口座で取引をするときに必ずしておかないといけないことがあります。

それはセキュリティ対策です。

個人に繋がるアカウントを作らないことは基本として、googleの二段階認証を使って他社から乗っ取られない仕組みを構築している取引所も増えています。

これでセキュリティは少なくとも万全になるでしょう。

また取引所も保障してくれるサービスを始めています。

それを受けるためには二段階認証などの万全なセキュリティを行っているユーザーに限られていますので、行う意味があることがわかるでしょう。

 

仮想通貨の損失は自己責任が基本

損失を被る可能性があることは、どうしても逃げることができません。

仮に起きたとしてもすべて自己責任になることをはっきりと自覚しましょう。

だからこそ強固な対策を立てることに繋がります。