ゴールデンクロスとは?

ゴールデンクロスは複数の移動平均線を使ったテクニカル指標の一つで、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜ける事を言います。

使い方

ゴールデンクロスには3つの種類があります。

  1. ゴールデンクロス後に長期の移動平均線が上昇する場合です。この場合は長期的にみても短期的にみても上昇しているということなのでその後も上昇する可能性が高いです。
  2. ゴールデンクロス後に長期の移動平均線があまり動かない場合です。この場合は、一時的に相場が上昇しているということなのでその後はあまり相場が変わらない可能性が高いです。
  3. ゴールデンクロス後に長期の移動平均線が下降する場合です。この場合は、すぐに下降トレンドになってしまうことが多いです。

このようにゴールデンクロスは主に“買いサイン”ではありますが、そうでない時もあります。

 

その理由としてはあまりにもゴールデンクロスが有名なシグナルであるためこれを逆手に取ってゴールデンクロスが起きる前に買い、起きる時に売ることで利益を出そうとする人もいるからです。これにより投資初心者の方はカモにされる事が多いです。

 

デッドクロスとは?

ゴールデンクロスとは反対に「デッドクロス」があります。

「デッドクロス」は短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜ける事を言います。

これは主に“売りサイン”です。しかしながらデッドクロスもあまりにも有名なシグナルなので逆手に取って利益を出そうとするとがいます。

 

ダマシのゴールデンクロスとデッドクロスの見極め方があります。

1つはゴールデンクロスやデッドクロスが起こってからすぐに買うのではなく、少し様子をみてから動くことです。クロスしたからといってすぐに行動するのではなく、すこしまって、ゴールデンクロスならば長期の移動平均線が上昇、デッドクロスならば長期の移動平均線が下降していることを確認してから行動するのがいいと思います。

 

ゴールデンクロスとデッドクロスを判断するために使う主な移動平均線は、

日足の場合25日と75日がおおく、週足の場合13週と26日の組み合わせを使うことが多いです。ゴールデンクロスの勝率は5割弱らしいです。二回に一回位勝てるということですね。