大きく分けて、トレード方法は2種類
FXには大きく分けて二つのトレード方法があります。
- ファンダメンタルズ
- テクニカルトレード
です。
ファンダメンタルズとは、国の経済成長、政治情勢などを考慮して、世界経済を考えながら取引していく手法です。
テクニカルトレードとは、ローソクチャートだけを見て、取引していく手法です。
どちらの手法を用いてトレードしていくのでしょうか?
人によって様々な意見があります。
ファンダメンタルズ派の意見です。
“政治情勢に詳しい人であれば、経済成長率や失業率などを政府が発表する前に、相場を読むことができるため、ファンダメンタルズトレードのほうが確実だ”
テクニカルトレード派の意見です。
“為替取引きは、ドル、円、ユーロなどの相対的な数値であり、かつ、人の心理も含まれるため政治情勢だけでは判断できない。しかし、ロウソクチャートにはそれが全て結果として、何十年も蓄積されている。そのグラフを読んで統計的に相場を読むのが確実である。
など様々な意見があります。
筆者の意見
短期売買にはファンダメンタルズ
長期売買にはテクニカルトレード
がお勧めです。
例えば首都圏で大地震が起こったとしましょう、その瞬間日本経済がこれから先不安になると、世界中の投資家たちが判断し円を売りに出しますので、必ず円安になります。
これは確実にファンダメンタルズの知識が必要になります。
これから日本が再復帰できる(円高)か、それとも滅亡し円の価値が紙くずになる(円安)か・・・
それは日本の国民性やトップリーダーたちの政治手腕などに託されています。
そういった判断を、経済指標をもとに判断していく必要があります。
ですが、長期的にみるとファンダメンタルズは当てにならないことが多い。
なぜなら、私たちが知る報道は、とても遅いものだったり、真実からは少し外れている、報道陣の主観的な考え方に偏っている可能性があるからです。
例えばトランプ大統領の選挙の報道。初めはクリントン氏が優勢であると報道されていました。しかし事実は全くの逆。隠れトランプはアメリカ国内に大量にいて、トランプさんはその手腕にとても期待されていたとのことです。
この誤報は、世界の上層部によってわざと流されていたともいわれています。
真実はだれにもわかりませんが・・・
もしもです!!
あなたに政治家の友人がいて、トランプさんの当選確実との確からしい情報が、選挙日の1週間前ににわかったとしましょう。
あなたは、ドル円の相場が読めるでしょうか?
トランプさんは政治手腕に期待しできるので、アメリカの経済成長が良くなると信じてドル高になると予想しますか?
もしくは、世界中の投資家がトランプ政権が危険だと判断してドルを売り始めるのではないか?
そもそもこの情報は、本当に正しいのか?
正しいとしてもすでに相場に織り込み済みなのではないか?
などなど、かなり難しい判断になると思います。
こういった情報に左右されるのであれば、チャートだけを見て、システマティックに判断するのがると思います。
結論
長期売買をする際はテクニカルトレードを重視する。
短期売買をする際はファンダメンタルズを重視するのが良いといえます。