損切ラインとは?

損切ラインとは設定した損出がでると確定したときにその時点で売るラインのことです。

このラインを設定することで多大な損出を防ぐことができます。損出はできるだけ少なく利益を多く出すための方法でもあります。

最も危険な塩漬け

初心者の方は、損出が出ると思うと放置して上がるのをひたすら待ってしまうことがあります。これを「塩漬け」といいます。

しかし多くの場合上がることはなく、損出が増える一方です。コレを防ぐために損切りラインを設定して、損出をできるだけ少なくするために早めに切ってしまい上昇しそうな商品に行くほうがかなり資金の運用がうまくいきます。

この損を早めに切ることを「損切り(ロスカット)」といいます。

塩漬けにしてしまう理由があります。それは「損をしたくない」というのと「これから上昇するだろう」という考え方です。

「損をしたくない」はもちろんその通りなのですが、損がこれから増えてしまう可能性もあるわけです。なので自分が「ここまでの損出なら許す」というラインを設定するべきです。これによって損出が増えるリスクはなくなるわけです。「これから上昇するだろう」という考え方も資金が0になる可能性を考慮すればこの期待はやめたほうがいいと思います。

ほとんどの商品のおおよその損切ラインは約10%~30%の商品があります。この値は自分でどのくらいの損までなら許せるかで決まります。

損切りができれば、損出はmax10%、利益はmax∞%ということですね!!

しかし損切ラインを自分で決めたにも関わらず、行動できない方がいます。このような方は「逆指値注文」がおすすめです。逆指値注文は「相場がある値まで行ったら売る」という注文で機械的に売ってくれます。

損切りして帰ってきた資金をほかの上昇しそうな商品に投資することで、損出分を取り返せるかもしれません。全体的に利益がでれば良いわけなので下降している商品1つにこだわることはないわけです。塩漬けは最悪のパターンです。

 

自分で損切ラインを必ず作り、それを実行しましょう!それが成功への道です。損切りが確実にできる人ほど投資に勝っているというデータもあるそうです。それほど重要ということです。