今回の記事は分析方法の一つであるサイクル理論について書いていきます。
サイクル理論は周期のサイクルで高値と安値の時間帯を推測して そのサイクルを狙って取引をするために作ります この理論がわかることで相場の転換点がわかるようになり、 エントリーする判断材料の重要な1部になります。
サイクル理論
相場分析方法の一つで、転換点を見つけます FXの相場は上昇と下降を繰返してます。 これをサイクルと呼んでいます。 具体的には安値から安値を1つのサイクルとします。 安値から安値の間では相場の天井があり、価格は変動し続けます サイクルの種類には大きく分けて2つあります。 ライトトランスレーションとレフトトランスレーションです 直近の安値を取って次の安値の相場が上にあるか下にあるかです
ライトトランスレーション
直近の安値が一個前の安値より相場が上にあるときになります。 この意味は前回の底よりも今回の底が高いから相場が上に上昇中であると考えられます。 なのでエントリーするならロングポジションつまり買いの注文するのが無難になります
レフトトランスレーション
ライトトランスレーションの反対で直近の安値が下にある状況です 相場が下がり気味のためエントリーするならショートポジションつまり売りです
サイクルの種類
サイクルの種類は複数あります。
サイクル |
周期 |
1日サイクル |
1日 |
4アルファサイクル |
5日~8日 |
メジャーサイクル |
20日~35日 |
プライマリーサイクル |
3ヶ月~6ヶ月 |
中間サイクル |
12ヶ月~20ヶ月 |
長期サイクル |
40~100ヶ月 |
1日をサイクルとしてみるのが1日サイクルということです。 よく使われる周期は、プライマリーサイクル、4アルファサイクル、メジャーサイクルです
サイクルの数え方
主に使われるサイクルは4時間足、日足と週足で 周期をローソクの足の数で決まります。 つまり ・プライマリーサイクル → 週足で60本から80本 ・メジャーサイクル → 日足で35本から45本 ・4アルファサイクル → 4時間足で15本から21本 となります これはプライマリーサイクルは週足で15本から21本で周期が終るということです その確率は約80%になります。 ここに関してはボリンジャーバンドの要領と似ています。
トレード方法
周期をチャート足で数えることでそのサイクルに底と天井が出てきます。 その次にライトトランスレーションかレフトトランスレーションなのか判断して ライトトランスレーションの場合はサイクルの終わりに買いのポジションで 次のサイクルの天井で売ることで利益が出ます。 レフトトランスレーションの場合は反対のことをすることで利益を出せます。 またこのサイクル理論の原理を使ってトレードすることもできます。