FXの市場は常にどこかで開いています。

これが理由で24時間取引可能ということです。

FXでは、値動きが大きい時間と比較的に小さい時間があるのはご存知でしょうか。

国によって時間の差があって、その国の特徴(労働形態、労働時間など)があり取引が活発になる時間があります。

その時間をうまく利用、回避することで安定した利益を生み出せます。

 

そして市場時間の他にも取引する際に注意しなければならないことがあります。

取引する月、曜日、時間などはもちろん他にもアノマリーと呼ばれるものがあります

世界市場が開く時間


ウェリントン(ニュージランド) 4-12
シドニー(オーストラリア)    7-16
東京(日本)          9-17
香港(中国)          10-19
シンガポール(シンガポール)  10-19
バーレーン(バーレーン)    14-23
フランクフルト(ドイツ)    15-1
チューリッヒ(スイス)     17-3
ロンドン(イギリス)      17-3
ニューヨーク(アメリカ)    22-5
※夏時間
※日本時間
この時間が重なれば重なるほど市場での取引量が多くなるので
10-12
17-19
この時間帯は開いてる市場が多い、つまり参入してくる人、資産が多いと推測できます。

三大市場の特徴

東京市場

 東京市場での特徴は他2つの大きい市場に比べると大きな値動きがあまりないということです。

つまり東京の市場時間内では価格の変動率が小さくゆったりしているということになります。

理由としては、取引量が多いニューヨークとロンドンにとって日本の市場時間は夜になるからです。

しかし日本、オーストラリア、中国、イギリスの経済指標の発表があるため価格の変動が大きくなる可能性もあります。

ニューヨーク市場

ニューヨークの市場時間はFXトレーダーにとって最も重要と呼ばれることが多いです

ニューヨークの市場での時間帯は価格の変動がやや大きくなる傾向があります。多くの資本家がこの時間で参戦してくるからです

トレンドの発生が多く、経済指標など要人の発言によってトレンドの方向が変わることも多いです。

そのため短時間で利益取れる時間でもありますげ、裏を返せば慣れていない初心者の方がニューヨーク時間で取引をしてしまうと損失が大きく出る可能があるということです

ロンドン市場

 取引高で圧倒的に大きい市場である理由としてヘッジファンドと機関投資家である証券会社などが参戦してきます。このような投資家を投機筋といいますが、その特徴として短期的に利益をだすのが目的のため為替価格の変動に大きい影響を与えます。そしてロンドン時間にそれまであまり突き抜けられなかったレジスタンスラインとサポートラインを一気に突き抜けることが多くなります 。 経済指標や要人の発言の影響がかなり大きく、ロンドンフィックスが決まります。ロンドンフィックスとは日本の仲値に相当します。仲値やロンドンフィックスについてこの記事ではなく別記事に詳しく載せます!

 

アノマリー

アノマリー(anomaly)と呼ばれる現象がFXの相場で影響を与えます。
アノマリーとは、法則・理論から考えるとありえない事象を指し、科学的な常識からは説明できない逸脱、偏差を起こして現象を含む。
ものです

月のアノマリー

1月   価格の値動きが1月の第1週と方向が同じ

2月と4月の価格の変動は1月とは逆に動き、2月の第1週とは反対の方向に動く。

10月   投資の世界で大暴落などの異常が多く起きている(リーマンショックやブラックサンデー)

水曜

金利の高い通貨が購入され、低い通貨は売られる傾向があります。
理由は土曜日と日曜日の金利が水曜に与えられることが理由の一部になっています
金利の高い通貨は現在、ブラジルのレアルが約5%、トルコリラが約14%とかなり高いですが下がってきている印象です。

ジブリウィーク

ジブリが放映された次週は価格の変動が荒れやすいというアノマリーになります。
聞いたことがある方は多いかもしれません。
Wikipediaによるとジブリ作品は24回放映されていますが
そのうち三回に二回という頻度で放送日翌日以降の最初の取引日には
東京市場の為替相場で円高が起こり株価は下落していたのです。