現在、PCにおいての主要ブラウザはGoogleChromeが極めて高いシェアを誇っています。
そこで今回は、私がMACでGoogleChromeを使うときにおすすめするトラックパッドの設定をご紹介します。
まず私はネットサーフィンをするときは以下のことをポリシーにしています。
・キーボード操作を行わずにトラックパッドで操作する
・なるべくカーソルを動かさない
このようにすることで基本的に片手をトラックパッドに置くだけで、楽に速く情報収集をすることができるのです。
BTT(Better Touch Tool)を購入する
トラックパッドでブラウザを簡単に操作するにはBTT(Better Touch Tool)というアプリを購入(有料)します。
BTTを簡単に説明すると、トラックパッドやキーボードにジェスチャー(アクション)を自由自在にカスタマイズできるアプリです。
「おいおい、有料かよ!」と思った方、たしかに私も購入することをためらいましたが、今では購入して本当に良かったと思っているので、ぜひ購入してください。
有料といってもわずか360円ですので購入して損はないです。(2020年8月時)
BTTの購入方法は他の記事に詳しく書いてあるので省略します。
BTTの設定
まずは大前提として、以下のショートカットキーがあることを知っていますか?
タブを開く:command+T
タブを閉じる:command+W
右のタブに移動する:control+Tab
左のタブに移動する:control+Shift+Tab
リロード:command+R
アプリを終了:command+Q
さすがにタブを開くときに、わざわざカーソルを動かして「+」をクリックしてる方はいませんよね?
上記のキーボードを使ったショートカットキーをすべてトラックパッド操作だけでできるようにBTTで設定します。
以下の画像が私がBTTで設定しているものです。
「1本の指で右下をタップ」と「右下隅をクリック」で右クリック
私はMAC純正の右クリックの設定を「2本指でクリックまたはタップ」に設定していますが、右下をクリックでも右クリックできるようにしたかったので、追加しました。
「TipTap右(1本指修正)」で右のタブに移動
「TipTap左(1本指修正)」で左のタブに移動
TipTap右(左)というのは中指をトラックパッドに付けたまま、人差し指(薬指)でタップすると言う意味です。
「3本指でタップ」と「3本指でクリック」でWebページを新しいタブで表示する
記事の中に出てきたURLを新しいタブで開きたい時に使います。
タップとクリック両方に設定しているのは、タップで反応しなかったときのためにクリックも設定してあります。
「3本指で上にスワイプ」・「3本指でスワイプダウン」でタブを開く・タブを閉じる
これで、Webページをスクロール中にキーボードに手を移さずにタブを開く(閉じる)事ができます。
「3本指で左にスワイプ」でページを再読み込み
「3本指で右にスワイプ」でアプリ間移動
「4本指でダブルタップ」でアプリを終了する
4本指でダブルタップをしても「終了するには⌘Qキーを押します」と表示される場合は、Chromeメニュー内にある「終了する前に警告メッセージを表示する」のクリックを外せば直ります。
補足として上記の設定にしても正しい動作がしない場合は、MAC純正のトラックパッド設定に原因があると思いますので、確認してみてください。
GoogleChromeのデフォルトの機能として「2本指で左にスワイプ」・「2本指で右にスワイプ」は前に戻る・次に進むがありますので、こちらもぜひ使ってみてください。
私は設定していないのですが、他にもおすすめがあります。
特定のタブに移動:⌘+数字
アドレスバーにカーソルを移動:command+L
一見、「アドレスバーにカーソルを移動」は使う所ないのでは?と思う方もいるかと思いますが、使ってみると便利です。
例えば、記事を見ているときに違うワードで検索したい時皆さんどうしていますか?
大抵の人が検索結果が表示されているページにわざわざ戻って、検索窓をクリックしてから検索していると思います。
しかし、command+Lを使うとページを戻らず・カーソルを移動させずに検索することができます。
今まで使ったことがない人は是非試してほしいです。
おまけ
私は元Windowsユーザーなので、Finderを開く際はショートカットキーを使って起動したいものです。しかし、MACではそのような機能がないので(あっても少しめんどくさい)BTTを使って「command+option+E」キーで起動できるように設定しました。ぜひ、キーボードショートカットの方も設定してみてください。
最後に
BTTを使って自分好みにカスタマイズし、楽に素早くGoogle Chromeを使いましょう。